仏教とは、仏になることを目指す宗教ですが、輪廻転生の過程上、実は人間は、誰でも仏だと言われていますが、それはまやかしです。人間として生まれれば犬畜生のように畜生の肉を食らい、汚い臭いを出しながら畜生のように生きています。生きる度に罪を重ねていくのが人間ですが、この汚れた肉体を持つ人間が、どのようにして、仏になる事を目指すのか。その一人で立っていけるように教義・教理を説いたのが釈迦です。しかし、実際、人間はこういう事はできません。これができるのは完成されている仏です。
それでは、どのように生きるのかというと、親鸞が説法したのと同様ですが、南無阿弥陀仏と唱えるだけです。南無阿弥陀仏でも、エホバ様に全てを捧げますでもいいですが、阿弥陀如来や大日如来というのは神の事です。
以上が仏教の目指す生き方です。
あなた方に八正道というものができる訳ではありません。
あれは釈迦だけができるので、釈迦はすごいと言わせた奇跡です。釈迦だけに与えた徳です。それは生まれる前から、私が世界を創造する以前から決められたルールです。あなた方に運命を変えるという事もできません。輪廻転生されるのか否かというと、大体の人間は地獄におちますから、輪廻転生というのは選ばれた徳の高い人間だけに許されたものです。地獄におちる前にお祈りはしていきましょう。あなた方に仏法の教理(キリスト教も何でもそうですが)が分かるはずもないですから。私は人間をそんな優秀に創っていません。やれと言われてもやれないのが人間ですから、神仏がどうとか論ずるより、ただ祈っておいて下さい。それだけです。
仏教の講義は以上となります。